10.03.04 相次ぐ児童虐待、昨年は最多の335件
相次ぐ児童虐待、昨年は最多の335件私は決して心優しいタイプの人間ではなく、どちらかというと人間嫌いですが、どうもこの種のニュースには弱くて、胸ふさぐ思いがするのですよ。
親に死なれた小さな子どもは太平洋を漂流する小舟のようなもの、と言ったのはご自身も幼少で親を亡くされた山田風太郎さんだったと思いますが、小さな子どもにとっては世界そのものであるその親に虐待されたり、あげく殺されるなんてあまりにも酷すぎます。
江戸時代の女性は離婚する権利がありませんでした。しかし男の方は一方的な理由で自由に妻を離縁できました。そんな江戸時代の女性の例外的な離婚手段が「縁切り寺(駆込み寺)」に駆込むことでした。家庭内暴力亭主も治外法権の縁切り寺までは追って行くことはできませんでした。親の虐待から子ども救うために、小さな子どものための現代版「縁切り寺」が必要です。現状の児童相談所は非力すぎます。
10.02.07 山本病院事件 「専門外手術に挑戦しろ」
山本病院事件良性の患者に悪性の癌だとウソの説明をして、肝臓の腫瘍摘出手術行い患者を死亡させた医師。この医師は肝臓手術の経験がなかった。
必要のない手術をした医師――
「良性とわかっていたが理事長の指示に逆らえなかった」
死亡した患者の日記――
「手術しかないと言われた」
酷すぎる。
私には罷免したい最高裁裁判官がいます
以下は2008年8月25日の記事の再録です。
高知白バイ事故の裁判で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は上告を棄却した。これでバス運転手だった被告・片岡晴彦氏の1年4ヶ月の実刑が確定した。何十人という目撃者の証言をことごとく握りつぶし、専門家の鑑定を無視した信じがたい暗黒裁判。本当に怖ろしい。
明日は我が身と心得るべし。
悪いことをしたらお巡りさんが捕まえに来るよ――
子どもの頃そう言われた。
問いその警官が悪いことをしたら誰が捕まえてくれるの?
答え誰も捕まえてくれない。
検察も裁判所も警察の味方をする。地元のマスコミも警察が怖くて本当のことが言えない。国民の多くは無関心。一部の勇気あるメディアとインターネットだけがわずかな望み。
警察は国民の敵だから、絶対信用してはいけないよ坊や。
関連サイト
きっこのブログ片岡晴彦氏のブログKSB 瀬戸内海放送(2008年8月25日の記事ここまで)
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冤罪の可能性がきわめて濃厚な「高知白バイ事故」の上告を棄却した最高裁の裁判官は次の四氏でした。
津野 修(すでに退官)
今井 功
中川了滋
古田佑紀 衆議院選挙の当日はこの高知白バイ事故を思いだしてください。衆議院選挙と一緒に、最高裁判所判事国民審査の投票があるからです。
最高裁の裁判官は、任命後初の衆議院議員総選挙の投票日に国民審査を受けることになっています。その次の審査は10年後になります。いったん当選すると10年間は安泰なのです。
国民審査は、投票用紙に対象となる裁判官の氏名が書かれているので、罷免したい裁判官の名前の上に×を書き入れます。投票者の過半数が×をつけるとその裁判官は罷免されます。罷免されなくても不信任票があると裁判官は気にするようなので、例え罷免できなくてもそれなりの効果はありそうです。これまでおかしな上告棄却をしてきた裁判官を罷免する10年に一度のチャンスなのです。
最高裁判所判事★竹崎博允(長官)※裁判員制度を導入した中心人物。長官ポストはそのご褒美といわれている。
藤田宙靖
甲斐中辰夫
今井 功
中川了滋
堀籠幸男
古田佑紀
★那須弘平 ※佐藤優の上告を棄却
★涌井紀夫 ※御殿場事件の上告を棄却
★田原睦夫
★近藤崇晴 ※植草一秀の上告を棄却
★宮川光治
★櫻井龍子
★竹内行夫 ※米国のイラク攻撃を支持し、自衛隊をイラク派遣に派遣した。天木直人を解任。
★金築誠志
★印は今回の審査候補者(9名)
上記の裁判官のプロフィールと、これまで関与した主な裁判が
こちらで見られます。
なんと残念なことに、今井 功、中川了滋、古田佑紀の三氏とも今回は審査対象ではありません!70歳定年なので、たいてい次の投票までの間に退官してしまいます。「ヒラメ裁判官」に鉄槌を下すチャンスは事実上1回しかありません。
参考植草一秀氏の上告を棄却したのは、第三小法廷の近藤崇晴裁判長。小泉純一郎首相(当時)の引き立てで最高裁判事になったと業界では囁かれているそうだ。
佐藤優氏の上告を棄却したのは、第三小法廷の那須弘平裁判長
御殿場事件の上告を棄却したのは、第一小法廷の涌井紀夫裁判長
天木直人の首を切った元外務次官は、竹内行夫。彼は司法試験に合格していない。佐藤優は、「車の運転免許も無いのに、トラックの運転をされては危ない」と言っている。
罷免すべきかそうすべきでないか? 情報がないと判断できません。その情報を詳しく紹介してくれているサイトがあります。
参考サイト忘れられた一票2009
大麻吸引は若者が一生を棒に振るような反社会的事件か?
長男が大麻取締法違反(大麻所持)で逮捕されたため、中村雅俊氏が記者会見を開き、涙ながらに「人間として絶対に許されない。事の大きさを認識して生まれ変わってほしい」と謝罪した。長男の所属事務所の社長でもある中村氏は、長男を解雇し俳優業も引退させると語った。
こんなばかげた光景をなんど見なければいけないのか。よく指摘されることだが、大麻を吸うことが本当にそれほどの重罪か。興味本位に吸っただけの若者が一生を棒にふるような行為か。「人間として絶対に許されない。」と親が言わなければならないほどの反社会的行為か。タバコはよくて大麻が悪い根拠はどこにあるのか。
「大麻を吸ったぐらいでガタガタ言うな!」
中村雅俊氏は本当はそう言いたかったに違いない。
これも官僚の得意な “裁量行政” であることに気づかねばならない。
【酔鯨的ボーガス・ニュース】麻生首相に靴が投げつけられる。
【酔鯨的ボーガス・ニュース】23日午後の記者会見で、3年先の消費税アップの説明をしていた麻生首相に記者席から靴が投げつけられる事件があった。麻生首相はブッシュ大統領のようには避けられず、靴は見事額に命中した模様。
事態を重く見た政府与党関係者は緊急記者会見を開いた。その中で、河村官房長官は「今後、記者諸君には記者会見場で靴を脱いでもらう」と語った。細田幹事長は「言語道断の許されない行為。今後こういうことをする記者には刺客を送る。犯人は15年の禁固刑が妥当。急遽法改正をする。しかしすべては来年以降に先送り」と得意のセリフを口にした。“死神”の異名をもつ鳩山前法務大臣は「15年では軽すぎる。死刑にすべきだ。オレならすぐ(死刑執行命令書に)サインする」と憤慨した様子だった。
麻生首相は、靴の当たった額を押さえながら(写真右)、「靴のサイズは分からなかったよ。でも、カイガは無いから大丈夫だよ」と語り、記者を振り切るようにホテルのバーに向かった。“カイガ”とは怪我のことを指していると思われる。
なお、「この犬め!」の罵りと共にブッシュ大統領に投げつけられた靴は9億円の値がついたが、“麻生氏の靴”はまったく値がつかず、記者の間で「犬も食わない」とささやかれている。
この種のお遊びがお好きな方は
bogusnews(ボーガスニュース)へ。
なぜ実名報道がなされたのか?
どこかで大きな転換点があったのだろうか。
これまでマスメディアは容疑者に精神障害があった場合、神経質なまでに報道を手控えてきた。それなのに千葉・東金で起きた女児死体遺棄事件では、容疑者の顔写真と本名を早々と公開している。K容疑者はかって特別支援学校に通っていた経歴があり、軽度の知的障害を抱えているという。テレビでの受け答えを見た限り精神発達の遅滞はあきらかだと思う。精神鑑定もまだ行われていない段階でのこうした実名報道は、以前なら特定の一部メディアだけだったが、今回は横並びでのいっせい報道である(「週間朝日」だけが例外的に匿名報道)。
警察は精神発達遅滞の事実を告げて、実名にするか匿名にするかの判断をメディアにゆだねている。その上で、記者クラブ加盟各社が横並びで実名報道したことに「強い違和感を感じ」、「記者クラブの横並び意識がもたらした弊害が如実に現れた」とジャーナリストの上杉隆氏は書いている。
TBSの女性記者の取材手法も、今回の報道の是非についてもとりあえずここでは問わない。この種の容疑者に関するメディア報道姿勢の変化がどのようにしていつ始まったのかそれが知りたい。
「報道発 ドキュメンタリ宣言」なぜ私が収監されるのか――高知白バイ事故の真相
明日12月1日午後7時、テレビ朝日の「報道発 ドキュメンタリ宣言」で、1年前に
当ブログでも取り上げたことのある「高知スクールバス冤罪事件」が放送されます。現在被害者の片岡晴彦氏は刑務所に収監されています。
これだけひどい冤罪事件(というより警察による組織的犯罪)は過去に例をみないほどですが、
高知在局の民放三社はそろってこの番組を放送しません。高知県民はこの事件の実態を知らされないでいるのです。警察の犯罪に裁判所が荷担し、地元のジャーナリズムは沈黙を保つという怖ろしい状況が続いています。
決して他人事ではありません。明日は我が身なのです。
「報道発 ドキュメンタリ宣言」
なぜ私が収監されるのか――高知白バイ事故の真相※以前テレビ朝日で放映された番組が一部で放送されたことがあるとのこと。
追記 2008-12-04(1/5) なぜ私が刑務所に 高知白バイ事故の真相
youtubeにアップされています。見逃した人はこちらから。
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