2007.04.03
盗作あるいはオリジナリティについて
今年の木村伊兵衛賞を受賞した本城直季氏の「small planet」のオリジナリティをめぐって議論が交わされています。あきらかな盗作だとする厳しい批判から、なんら問題ないとする擁護派まで幅広く意見が割れています。
本城氏を知らない人は、まずこちらを。
そっくりの作品が先行して存在していた以上、本城氏の作品のオリジナリティは認められない、とするのが批判派です。
「キース・ヘリングの真似をしてポーズが違うからセーフと言い張ってるようなもの」
との主張です。
一方、手法が同じであっても、モチーフ、テーマが異なればオリジナリティは存在するというのが擁護派です。
「印象派のタッチで絵を描いたからといって作品のオリジナリティが無くなるわけではない。」
というわけです。
ここで、確認できている事実関係を整理しておくと、
「逆アオリ」という撮影手法は珍しくもないテクニックとして昔からある。
この「逆アオリ」テクニックを用いて、風景をミニチュア風に撮影した作品は本城直季氏のデビュー以前からあり、写真集も出版されていて作品はウエブサイトでも見られる。
本城氏はそれらの作品は「都市をミニチュアとして撮っていないので別物だ」と述べている。
また、氏は自分の作風について「偶然このような写真が撮れた。」「試行錯誤の末にたどりついた。」とも述べています。
私見を述べる前に、ちょっと脇道に入りますが、実はわたしも本業のブックデザインで盗作だと批判された経験があります。相手は朝日新聞でした。10年ほど前のことですが、朝日新聞の文化欄にブックデザインを批評するコラムが毎日曜日に連載されていて、わたしの仕事がやり玉に挙げられたのでした。批評したのは名前を聞いたことのないどこかの大学教授で、「恥を知っているのか」と記事は激烈な言葉で締めくくられていました。恥は人並みに知ってるつもりだったので、朝日新聞に抗議しました。もちろん盗作ではないと主張したわけです。メールが無い時代だったので手紙でやりとりをしました。この本は200万部近くも売れたベストセラーで、それなりに話題になっていたので取り上げられたのだと思います。
えっと、用事を思い出したのでひとまずここで終わります。
つづきはまたのちほど。
本城氏を知らない人は、まずこちらを。
そっくりの作品が先行して存在していた以上、本城氏の作品のオリジナリティは認められない、とするのが批判派です。
「キース・ヘリングの真似をしてポーズが違うからセーフと言い張ってるようなもの」
との主張です。
一方、手法が同じであっても、モチーフ、テーマが異なればオリジナリティは存在するというのが擁護派です。
「印象派のタッチで絵を描いたからといって作品のオリジナリティが無くなるわけではない。」
というわけです。
ここで、確認できている事実関係を整理しておくと、
「逆アオリ」という撮影手法は珍しくもないテクニックとして昔からある。
この「逆アオリ」テクニックを用いて、風景をミニチュア風に撮影した作品は本城直季氏のデビュー以前からあり、写真集も出版されていて作品はウエブサイトでも見られる。
本城氏はそれらの作品は「都市をミニチュアとして撮っていないので別物だ」と述べている。
また、氏は自分の作風について「偶然このような写真が撮れた。」「試行錯誤の末にたどりついた。」とも述べています。
私見を述べる前に、ちょっと脇道に入りますが、実はわたしも本業のブックデザインで盗作だと批判された経験があります。相手は朝日新聞でした。10年ほど前のことですが、朝日新聞の文化欄にブックデザインを批評するコラムが毎日曜日に連載されていて、わたしの仕事がやり玉に挙げられたのでした。批評したのは名前を聞いたことのないどこかの大学教授で、「恥を知っているのか」と記事は激烈な言葉で締めくくられていました。恥は人並みに知ってるつもりだったので、朝日新聞に抗議しました。もちろん盗作ではないと主張したわけです。メールが無い時代だったので手紙でやりとりをしました。この本は200万部近くも売れたベストセラーで、それなりに話題になっていたので取り上げられたのだと思います。
えっと、用事を思い出したのでひとまずここで終わります。
つづきはまたのちほど。
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