「ブラッド・ダイヤモンド」観ました。
主演レオナルド・ディカプリオ。監督は「ラスト・サムライ」のエドワード・ズウィック。
アフリカを舞台に、アクションあり、家族愛あり、ロマンあり、エンターテイメントの要所をしっかり押さえたサービス満点の大作で十分楽しめました。DVDではこの迫力は伝わらないのでやはり映画館へ行かなきゃだめです。
ご都合主義の偶然が多いのはしらけるけど、テンポよく進めるため、娯楽映画につきもののお約束として黙認できます。社会派映画とまでは言えないですが、アフリカの地域紛争が産んだ少年兵や、「紛争ダイヤモンド」といっったあまり知られていなかった社会的メッセージも込められています。米国務省が批判したとか。

初めて男臭い役柄に挑んだディカプリオもなかなかよかったです。それでも、ついいつものディカプリオとして観てしまうのも事実ですが。しかし、こうした役を続けていけばそのうちアイドル・イメージも払拭できると思います。「ディパーティッド」よりこちらの方がずっといいです。

映画そっちのけで気になったのは、ジャーナリスト役のジェニファー・コネリーが使っていたLEICA M6です。1990年代の時代設定なんだから、もはやLEICAの時代ではないでしょう。ベトナム戦争じゃないんだから、ここはやはり一眼レフでいかないと。それに彼女のカメラ操作のいい加減さにも気が散りました。LEICAで30cmほどの距離からディカプリオの顔を撮るんですよ。最短撮影距離ぐらいだれか指導できなかったのかねえ。ちょっと後ろに下がって見せるだけで、おっ、わかってるなと思うのに…。しかしそれは無理ってもんでしょう。なにしろ彼女は絞り環に指さえかけないんですから。LEICA M6はいつの間にAFになったんだ! と心の中でつっこみましたよ。
「ラスト・サムライ」もそうだったけど、エドワード・ズウィックという監督はディテールに問題がありますね。「神は細部に宿る」って言葉をかみしめて欲しいもんです