2007.06.06
5000万件の話

思えば、「赤信号みんなで渡れば怖くない」というビートたけしのジョークは名言でしたね。つくづく日本人にぴったりだと感心する今日この頃です。
何の話かって言うと、例の宙に浮いている5000万件の話です。
5千万件ですよ、5千件でも5万件でもなく、50000000件。目眩がするくらいの途方もない数です。これは戦後最大のスキャンダルです。いや、日本の歴史始まって以来の一大スキャンダルと言っても過言ではありません。
オンライン化の際の入力ミスだなんて言ってますが、入力ミス程度で5000万件もの間違いは発生しないって。「後は野となれ山となれ」「我が亡き後に洪水よ来たれ」とばかりにずさんな仕事をしないかぎり5000万件もの間違いはしたくたってできるものではありません。
案の定、1964年の時点ですでに93万件が宙に浮いていたという報道がなされています。1964年といえば東京オリンピックの年ですよ。私は中学生でした。たぶんもっとさかのぼればもっと旧い不明年金が発覚するに違いない。いわば何十年もかけてコツコツとサボタージュして積み上げた結果が5000万件ですから、1年で処理するとか、いや5年〜10年かかるとか議論してますが、100年かけたって無理でしょう。オンライン化の際に台帳を破棄したのもけしからんと言われていますが、これだって証拠隠滅のため意図的に破棄したんじゃないかと疑いたくなります。
5000万件は消えてしまったと考えてチャラにするしかありません。
社会保険庁はみんなで赤信号を渡って5000万件の掛け金を食いつぶしてしまったのです。今さら原因や責任を追及するなんて言ったところでできるはずがありません。赤信号をみんなで渡られてしまった以上どうしょうもないでしょう。
まずは、社会保険庁の役人は全員アタマを丸めろ!
話はそれからだ。
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