クリックで拡大

谷中のカブちゃんは先日去勢手術をしたばかりの野良猫です。
術後の経過がおもわしくなくて元気がありません。
お腹の腫れも心配です。

カブちゃんは写真が嫌いです。
「ほら、写真を撮ってもらいなさい」
おばさんがなだめすかしてもカブちゃんはカメラを見てくれません。
「いい顔してるでしょう。カブちゃんは」
おばさんは自分の子供のように自慢します。
「カブ」という名前は歌舞伎役者のような目をしているからです。


IMG_0412.jpg

「カブちゃん、それじゃあまた来るからね」
どうしてもカメラ目線をくれないのであきらめて挨拶しましたが、
カブちゃんはヒゲ一本動かしませんでした。
(カブちゃん、早く元気になれよ…)



大連立構想は以前から中曽根さんやナベツネさん、小泉さんらが公の席で発言していましたが、荒唐無稽な話として受け止めていました。ところがここにきて現実の話として浮上してきたのでびっくりです。小泉さんじゃないけど本当に「まさか」という坂があったんですね。

小沢一郎は次の総選挙で勝っても衆議院の過半数を得るところまでは大勝できないと現実的に考えているはずです。それなら大連立で政権に加わるのが政策を実現するための近道ではないかと党内で主張すると思います。
小沢一郎も歳なので次の次の選挙を戦うことができません。普通なら、自分はゴールの半分までしか進めなくても、その後は後継者にバトンタッチすればよいと考えるものですが、彼は自分でしないと気がすまない性格ですからそれができない。自分の寿命を超えて未来を展望することができないのです。自分の主張が全面的に通らないと、かんしゃくを起こした子供が積み木を崩すようにすべてを放り投げる。崩した後のことを考えない。これまでも彼はそうしてきました。せっかく細川内閣で政権交代を実現したのにいとも簡単に壊した過去がそれを物語っています。

今回も民主党の幹部にも相談せずに(※1)党首会談に臨んで大連立構想を持ち帰えったものの、役員会で予想外の大反対にあってしまった。また同じように投げ出すかもしれません。放り投げたついでに政界を引退する可能性もあると思います。
黙ってオレに従うか、それとも決裂するか――それが田中派時代に身につけたこの人の流儀です。談判による妥協がなく、オール・オア・ナッシングの人なのです。強大な田中派の力を背景にして若い頃から横車を押してきた経歴の持ち主ですから、ネゴシェーターとしての経験や能力に疑問符のつく政治家です。そんな人物が野党の党首として参議院選挙に大勝したのは国民にとって不幸なことだったと思います。
小沢さん、自分の主張が通らないからといって、全てを投げ出すような子供じみたマネを今回はしないでくださいね。せっかく手に入れた参議院の過半数ですし、それを期待して民主党に投票した多くの国民の気持ちも考えてください。

※1 鳩山幹事長と菅代表代行には相談していた。