大阪府知事選は橋下徹氏が当選しました。
石原慎太郎氏を二期も当選させてしまった東京都民の一人としては、大きなことは言えないものの、本当にがっかりしました。
都知事選の時は対抗馬が事実上浅野史郎氏しかなかったことが問題でしたが、今回の府知事選の熊谷貞俊氏は(演説は本当にへただったけど)浅野氏よりましだと思ったんですどね。
これが大阪府民の賢明な選択の結果ですか。
年明け早々暗雲たちこめる年になってしまいました。
何度も転びながら、最後まで死力を尽くした福士選手のゴールインは感動的だった。しかし、関西テレビ/フジテレビの実況中継はまるでドキュメンタリーのような構成で、福士が脱落した途端、まだレースの山場なのにアルフィーの音楽が流れだしたのにはびっくりした。これっておかしくないか? レースが終わったのかと勘違いしてしまった。

福士が脱落した後も、テレビカメラはトップ選手を無視して、しつこく福士ばかり追っていた。後半日本人のトップになった森本選手など、かわいそうなぐらい映らなかった。マーラ・ヤマウチ選手の優勝インタビューも福士の映像で中断された。
ゴルフの石川遼の試合も同様の中継のされ方をしていたから、これからのテレビの実況中継は、純粋なスポーツ実況中継と、人気選手のヒューマン・ドキュメンタリーが渾然一体化した番組構成になっていきそうだ。一位の選手より人気選手、実況中継より感動的な演出をした方が確かに視聴率を稼いでくれることだろう。視聴者も人気選手を見たいのだから、テレビ局へのクレームは少ないに違いない。
スポーツ中継にヒューマンドラマを忍び込ませる手法は、スポーツの純粋性よりも興業の話題性を高めようとするプロレスや一部格闘技業界の常套手段である。今回のマラソンレースを見ていて、一般のスポーツも同様の手法に染まりつつあるように感じた。
有望選手に注目するのはいいが、いったんレースから脱落したら、どんな人気選手であっても冷たく見放して上位選手を映すのが、実況中継のあるべき姿だと個人的は考えている。それがスポーツ報道に求められるフェアネスだと思う。

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福士選手を途中で止めるべきだったかは、本人と監督の判断にまかせるしかなかっただろう。もしプロになり、どこかの企業とスポンサー契約を交わしたら最後、体調不良でも試合を休めず、出場した以上死んでも歩けないのがスポーツビジネスの現実である。
福士選手のがんばりは感動的だったが、厳しい見方をするなら、マラソンをなめていたのではないか、監督・選手とも。結果論で言っているのではなく、レース前のメディアでの発言からそう感じた。
次回に期待したい。