2008.02.05
『リアル鬼ごっこ』のカスタマーレビューの罵倒が意味するもの

『リアル鬼ごっこ』
山田悠介
文芸社
いまさらだが、佐野眞一氏の『だれが「本」を殺すのか』経由でアマゾンのこの本にたどり着いた。
100万部突破。
映画化。
アマゾンのカスタマーレビュー数620――
そのレビューの内容がことごとくボロクソ、罵詈雑言という異常さ。
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3ページ読んだ後でゴミ箱に叩き込みました。
これを映画化するなんて…
何これ。ありえない
小説をなめるな。
こんなにも文章力のない作家がいたなんて(゜∀゜)
馬鹿にするにも程がある。
読むと馬鹿になります。
日本語が変になります。
今まで読んだ作家の中で最低クラス
こんな本で時間を無駄にしてるのが辛かった。
頼むから正しい日本語を使ってくれと叫びたい。
俺はこれは本ぢゃないとおもうな。
ひどすぎる。
なんの羞恥心も無く、こんな本をだせるなんて…。
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この調子で延々と続く――
これはもう読んでみるしかないのでアマゾンに発注した。
どんなひどい文章であっても、ブログならこれほど罵倒されることはないだろう。つまり、このおびただしいレビューの罵倒が意味していることは、本にはそれなりのレベルが期待されているということである。ウェブの文章はどんなにひどくても、素人丸出しでも許せるが、本の場合はプロの仕事として恥ずかしくない水準を維持すべきであると考えているのだ。
まだまだ、本も本の読者も健全である。
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