PANASONIC DMC-G3 G14mm F2.8空を見上げると巨大な宇宙船のような雲が出ていました。
”一枚岩”という言葉がありますがこれはさしずめ”一枚雲”といったところ。あわてて家に引き返しカメラをつかんで戻ってきたのですが、時すでに遅し。光は変わり、雲の形は崩れ、私が撮りたい!と感じた雲はもうそこにはありませんでした。写真も一期一会です。同じ光はなく同じ瞬間はないのです。
「何かあるといけないからカメラはいつも持って出ます」 赤瀬川原平師のこの至言が頭の中でリフレインしています。
28mmレンズでは巨大な雲の半分しか収めることができませんでした。この時ばかりはもっと広角が欲しい思いました。クラウド写真家には超広角が必須なのかもしれません(買う口実が見つかった? M-4/3には評判の高い超広角があるし)。