
『今日からブログ「カメラ的日乗」を始めることにしました。いきあたりばったり、まとまりのない独断的独り言的写真日記になりそうです。人様に公開していいものか疑問ですが、偶然お目にとまったら少し立ち寄っていってください。
それでは----Let's get rolling.』

―― と書いてこのブログをスタートしたのが2004年12月1日のことでした。ブログに初めてアップした画像はCONTAX 139 QUARTZ PLANER 50mm F1.4 で撮った有楽町の歳末ジャンボ宝くじ売り場風景。まだこのころは銀塩カメラが頑張っていました。
思えば2002年6月に購入したNIKON D100が私の記念すべき最初のデジタル一眼レフカメラでした。このカメラから本格的にデジタルカメラの底なし沼の世界に引き込まれていったのでした。APS-Cセンサーで600万画素、ISO1600が上限という時代でした。最新のDSLRと比較すると隔世の感があります。
どうして突然こんな思い出話しを始めたかというと、実はそろそろ当ブログの「店じまい」を考えているからです。
「カメラ的日乗」は今年で8年目です。NIKON D100を買ってからブログを始めるまでに2年以上の間が空いているのは、ブログという存在を知らなかったか、知っていたけど、撮った写真をブログにアップして見てもらうということを思いつかなかったからだと思います。
グログを始めた当初の閲覧者は1日十数人だったと思います。その後、頻繁に更新していた最盛期には1日1000PVを超えるようになりました。そして、8年たった今では累積136万9千PVを数えるまでになっています。
飽きっぽい性格なのにブログが今まで続いたのはやはり訪問者がいてくれたおかげであることは間違いありません。ブログが続いたという以前に、カメラ趣味が続いたこと自体がブログのおかげです。もし撮った写真をブログにアップすることがなければとっくにカメラに飽きて投げ出していたことでしょう。
自分でブログを始めると同時に多くのカメラブログを観て回る習慣も身につきました。たくさんの写真を見せていただきました。当ブログへのコメントもたくさんいただきました。楽しかったです。教えてもらったことも多かったです。いま振り返ってみて、カメラや写真をここまで好きになることができて本当によかったと感じています。
長い間「カメラ的日乗」を贔屓にしていただき本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
(トップの写真は1994年、銀座通りを闊歩する土佐の酔鯨その人であります。)

まだ何回かは更新します。最後の更新でサヨナラを言ってお別れするのは苦手なので、一足お先に今日ご挨拶いたしました。
それでは、お元気で!