2007.03.06
最後の銀塩カメラ特集?

OLYMPUS OM-2 PORTRA400 VC
北海道の旭川で活動しているプロカメラマンが、旭川でポジフィルム現像のできるラボがなくなったとブログで嘆いている。わざわざ札幌や東京まで送らないとできなくなったという。プロカメラマンにとっては死活問題だろう。
わたしも先週久しぶりにポジで撮影して近所のフジ系のラボに持ち込んだら、まるまる4日かかると言われた。月曜日の朝一に渡しても、仕上がりは木曜日の夕方になる計算だ。一応東京23区に住んでいてもこのありさまだ。フィルムカメラの環境は確実に厳しくなっていることを感じる。

OLYMPUS OM-2 PORTRA400 VC
「君はフィルム派かデジタル派か?」
ちょっと前まではカメラ雑誌でそんな特集があった。しかし、そんな贅沢な選択をいつまで続けられるだろう。「アサヒカメラ」3月号の特集は「最後の銀塩カメラ大研究」だった。「最後」という言葉が深刻さを物語っている。もう銀塩カメラの特集はしないという宣言なのだろうか。来月からは「デジタルアサヒ」になっていたりして(笑)

OLYMPUS OM-2 PORTRA400 VC
デジタルカメラの弊害のひとつに、何枚撮ってもタダだという意識が与える悪影響があると思う。とりあえずバシバシ撮っておいて、ダメなら消去すればいいとつい考えてしまう。意識の上ではスチール写真というよりムービー撮影に近い。この意識が撮影から緊張感をそいでいると思う。
わたしはデジタルカメラでも連写モードを使うことはない。続けざまにシャッターを押すようなケースでも、1枚1枚狙らう。とりあえず撮りまくっておいて、あとで気に入ったものを選べばいいとする撮り方は楽しくないからだ。プロならそうした撮影も必要だろうがアマチュアは撮ること自体を楽しみたいわけだから結果がすべてとはいかない。

PENTAX K10D

PENTAX K10D
フィルムだと、まず1本36枚という限られた枚数を意識するので、1枚1枚ていねいに撮るようになる。「もったいない」という意識がつきまとう。4GBのSDカードで何百枚も撮れるデジタルとはそこが決定的に違う。
撮った後モニタですぐ確認できるとか、ホワイトバランスやISO感度の可変機能がデジタルとフィルムカメラの大きな違いだと思ってきたが、本当はこの「タダ」だという意識が一番の違いだと思うようになってきた。
タダほど高いものはないと昔から言われる。
デジタルにもあてはまるのかも。
ido1999
こんばんは。
私の場合は動き物はあまり撮らない上に、RAWで撮りなので益々いい加減な撮り方が増えてしまい、時間をかけて年末にHDDの大掃除をする羽目になってしまいます。
撮影時の緊張感を薄めてしまうことこそホントに「もったいない」ことなのかもしれませんね。
私の場合は動き物はあまり撮らない上に、RAWで撮りなので益々いい加減な撮り方が増えてしまい、時間をかけて年末にHDDの大掃除をする羽目になってしまいます。
撮影時の緊張感を薄めてしまうことこそホントに「もったいない」ことなのかもしれませんね。
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