長男が大麻取締法違反(大麻所持)で逮捕されたため、中村雅俊氏が記者会見を開き、涙ながらに「人間として絶対に許されない。事の大きさを認識して生まれ変わってほしい」と謝罪した。長男の所属事務所の社長でもある中村氏は、長男を解雇し俳優業も引退させると語った。
こんなばかげた光景をなんど見なければいけないのか。よく指摘されることだが、大麻を吸うことが本当にそれほどの重罪か。興味本位に吸っただけの若者が一生を棒にふるような行為か。「人間として絶対に許されない。」と親が言わなければならないほどの反社会的行為か。タバコはよくて大麻が悪い根拠はどこにあるのか。
「大麻を吸ったぐらいでガタガタ言うな!」
中村雅俊氏は本当はそう言いたかったに違いない。
これも官僚の得意な “裁量行政” であることに気づかねばならない。